こんにちは。都筑区の放課後等デイサービスFORTUNAです。
春の交通安全運動が4月6日(土)から始まりました。新入生の皆さんも幼稚園や保育園で教えて貰ってはいると思いますが、FORTUNAでも新しく入ってきた子どもたちには、信号の見方や横断歩道の渡り方、急な飛び出しなどについての安全教育を徹底して行うようにしています。
また、土曜日や夏休みなどの長期休みを利用して、警察署でおまわりさんから安全教育をを受けて子どもたちが安全を理解し、意識できるための活動を行っています。
新入生の保護者の方の中には、安全上の問題やちょっと心配ということで一緒に通学されている姿を街でも多く見かけます。しかし、いつまでも保護者の方と一緒に通学というわけにはいかず、どこかで子ども自身で学校に通える(集団登校でも)ようにしていかなくてはなりません。
「将来の社会的自立に向けて、自分のことはできるだけ自分で出来るようになる」というのがFORTUNAの方針です。小学校にあがったら、学校からの宿題を忘れずにやる、次の日の時間割を合わせて就寝するなど何かと自分でやらなければならないことが増えてきます。
安全性の問題も当然あるとは思いますが、そのうちの1つが自分で学校に行くことだと思います。
自分の足で歩いて、学校に行くまでの道中、色々な景色を見たり、触れたり、感じたりして様々な経験を積んでいってもらうことは、成長するに当たり非常に大切だと考えています。
子どもたちにとって自分の好きなように、やりたいようにゲームであれ運動であれ、遊ぶことが勉強より楽しいのは当たり前です。また子どもたちの機嫌を損ねることがないように、何でもいうことを聞いてしまうことは、教育や療育ではありません。子どもの好きなようにさせることは、一見、子どもの自主性を尊重しているように見えますが、そこにけじめやルールが存在せずそれを守らせることができない以上、子どもを放置しているのと何ら変わりがないと私個人は思っています。
残念ながら成長していくに連れて自分の思い通りにならないことが現実問題としておこるのです。だから、子どもの好き勝手を許してしまったまま、子どもが成長し中学生や高校生になったときに、非常に困難な状況が訪れることは想像に難くないと思います。
子どもたちがこの厳しい世の中を生きていくために最低限必要なことを、これからもFORTUNAは子どもたちに全力で伝えていきたいと思っています。
放課後等デイサービス FORTUNA